インスリン分泌促進薬(グリニド薬)
グリニド薬の働き・対象者・副作用
すい臓のインスリンの分泌を促す。服用30分程度で効き始め、2〜3時間で効き目がなくなる。早く効き早く効果がなくなる薬です。 すい臓からインスリンを少量でも分泌している人。インスリンの働きが弱まっている人。食後だけ血糖値が高くなるような、比較的初期の糖尿病患者。 低血糖(スルフォニル尿素薬(SU薬)に比べると起こりにくい) |
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インスリン分泌促進薬(グリニド薬)について
インスリン分泌促進薬(グリニド薬)は、その名の通りインスリンの分泌を促進する薬です。
インスリン分泌促進薬(グリニド薬)の特徴は、薬を飲んで30分程度で薬の効果がでてきて、2〜3時間で効果がなくなるということです。
早く効き始め早く効果がなくなります。そのため食前に服用することで、食後の高血糖を抑える効果があります。
この薬の副作用である低血糖は、スルフォニル尿素薬(SU薬)に比べれば起こしにくいのですが、食前に薬を飲み忘れたからといって、食後に服用してしまうと、血糖値が上がるタイミングがずれ、まれに低血糖を起こすことがあるので、飲み忘れには注意しましょう!もし飲み忘れてしまったら、次の食事の前まで薬は飲まない方がいいです。
また、インスリン分泌促進薬(グリニド薬)は、次のページで解説する同じく食後の血糖値を下げる効果がある、α-グルコシダーゼ阻害薬と一緒に処方されることがあります。
代表的なインスリン分泌促進薬(グリニド薬)
一般名 |
商品名 |
メーカー |
用法・用量 |
ナテグリニド | スターシス | アステラス製薬 | 270(360)mg/日、1日3回食直前 |
ファスティック | 味の素製薬・第一三共 | ||
ミチグリニドカルシウム水和物 | グルファスト | 武田薬品工業・キッセイ薬品工業 | 30(60)mg/日、1日3回食直前 |
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